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スイス中部住民の購買力は約1150万円

チューリヒ湖沿岸のシュヴィーツ州ヘーフェ郡 Keystone

スイス中部に位置する税金の低い州の住民は、スイスで最も高い購買力を手にしていることが最新の調査でわかった。

このコンテンツは 2018/03/28 14:20

独市場調査会社GfKが27日発表した予測調査他のサイトへによると、地域別ではシュヴィーツ州ヘーフェ郡(フライエンバッハ市、フォイジスベルク村、ヴォッレラウ村)の住民の購買力は2018年時点で1人当たり8万7853ユーロ(約1150万円)と、スイスで最も高かった。同社は購買力を「資産の売却益や、年金、失業保険、扶養手当などの政府補助金を含む住民の平均可処分所得」と定義。生活費や保険料、賃料、電気・ガス代、衣服、貯蓄を差し引く前の資力となる。

次いで高かったのはチューリヒ湖沿岸のマイレン市で、6万1431ユーロ。ツーク州が6万3ユーロと続いた。

フランス語圏で10位以内に入ったのは、8位のヴォー州ニヨン村(4万7298ユーロ)と同ラヴォー・オロン郡(4万6878ユーロ)だった。

ツーク州は州別ランキングでは1位となった。シュヴィーツ州(5万5411ユーロ)、ニトヴァルデン準州(5万1449ユーロ)が続いた。生活費が高いことで知られるチューリヒ州は4万6019ユーロで4位、ジュネーブ州は4万3737ユーロで5位だった。全26州で最も低いのはジュラ州の3万2992ユーロだった。

スイス全体の平均購買力は4万456ユーロだった。同時に調査した隣国のオーストリア(2万3282ユーロ)やドイツ(2万2992ユーロ)よりはるかに高い。近年の調査では、スイスより高い購買力を持つのはリヒテンシュタインのみとされている。

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