スイス軍、兵士2千人と戦車隊による大規模な軍事演習 冷戦以来初
スイス軍の軍事演習が30~2日、同国北東部で行われた。第4機甲旅団が「TRIUM」と呼ばれる全体演習を実施し、兵士2千人のほか戦車隊も出動。国防省によると同様の軍事演習は冷戦以来初めて。
このコンテンツは 2018/05/03
冷戦期は戦争を想定し、二つの大隊が敵味方に分かれ戦う訓練が行われていた。第4機甲旅団のゲオルグ・ヘズラー広報官は今回の軍事演習について「(冷戦時とは異なり)スイス軍の防衛能力を向上させるのが目的。このため規模を縮小した形で行っている」と語った。今回も二つの偵察部隊が敵対する形での演習が行われ、戦車部隊も加わった。
このほかF/A-18戦闘機2機の低空飛行訓練も行われた。
SRF/ac

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