Navigation

スイス 動物・人体実験を禁止する国民投票へ

© Keystone / Gaetan Bally

スイスで動物・人体実験禁止の是非を問う国民投票が2022年をメドに行われることになった。

このコンテンツは 2019/03/19
Keystone-SDA/sm

18日に政府に申請されたイニシアチブ他のサイトへ(国民発議)は、研究開発に伴うあらゆる動物実験、人体実験を禁止するほか、これらの実験を経た製品の輸入禁止を求めている。イニシアチブの発起人らが必要な署名10万筆を超える12万4千筆を集めた。

イニシアチブはスイス東部ザンクト・ガレンの市民らが2017年に提起。80の企業・団体、左派の社会民主党、緑の党が支持している。

国内の大学などでつくるSwissuniversities他のサイトへスイス科学財団他のサイトへ(SNF)は反対を表明。動物実験を拷問・犯罪とみなして禁止する同イニシアチブが可決されれば、国の医学研究が妨げられると主張している。

連邦内務省食品安全・獣医局他のサイトへによると、スイス国内の動物実験は「代替手段がない」場合のみ可能。2017年、国内の動物実験で使われた動物は61万4581匹で、前年に比べ2.4%減少した。マウスが全体の3分の2を占めた。

このストーリーで紹介した記事

JTI基準に準拠

JTI基準に準拠

おすすめの記事: SWI swissinfo.ch ジャーナリズム・トラスト・イニシアチブの認証授受

現在この記事にコメントを残すことはできませんが、swissinfo.ch記者との議論の場はこちらからアクセスしてください。

他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。

パスワードを変更する

プロフィールを削除してもいいですか?

ニュースレター
サブスクリプションを登録できませんでした。 再試行する。
仮登録をしました。 次に、メールアドレスの認証手続きを行ってください。 ご入力いただいたメールアドレスに自動配信メールを送信しました。自動配信メールに記載されているリンクをクリックして、ニュースレター配信手続きを完了させてください。

今週のトップ記事

各種テーマに関するswissinfo.chのベスト記事を受信箱に直接お届け。

毎週

SRG SSRのプライバシーポリシーでは、データ処理に関する追加情報を提供しています。