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ローザンヌで羽を広げるバレエダンサー

ローザンヌバレエ2019、日本人出場者は14人 再び最多に

Valentin Flauraud / KEYSTONE

2019年の第47回ローザンヌ国際バレエコンクール(2月3日~10日)には、19カ国の80人(女子44人、男子36人)が参加する。国籍別では日本人ダンサーが最も多く、14人が出場する。国籍別の出場者数で日本がトップに立つのは2年ぶりだ。

このコンテンツは 2018/10/31

同コンクール事務局は31日、応募者363人(女子273人、男子90人)のうち71人が10月25~28日に行われたビデオ審査を通過したと発表した。

国籍別に見ると、日本に続いて出場者が多いのは韓国で13人。次いでオーストラリアが9人、米国と中国がそれぞれ8人だ。近年増加傾向にあるブラジルは6人が参加する。開催国のスイスは0人だったが、スイスのバレエ学校に留学中のブルガリア人と日本人3人が選抜された。

日本人は89人が応募し、選出されたのは女子9人、男子5人。既にバレエ留学している出場者も4人いる。日本人出場者は17年まで11年連続で最多だったが、今年は韓国に抜かれ2番目だった。

2019年のコンクールからは、参加者の対象年齢を従来どおりの15歳から19未満へと選考ルールを引き戻す。前回のコンクールでは、さらに多くの若いダンサーに参加資格を与えるため、新しい試みとして参加者の年齢の下限を15歳から14歳6カ月へと引き下げた。しかし、決勝に進出した15歳未満のダンサーがいなかったこと、健康面への考慮、体力の違を理由とし、最低年齢を15歳へ引き上げることにした。

日本人の出場者

・千葉ゆきの 岸辺バレエスタジオ
・永原 ありさ K-Grace Ballet
・淵山隼平 アクリ・堀本バレエアカデミー
・定免 泰成 パリ国立高等音楽院・舞踏学校
・北井僚太 チューリヒ・ダンス・アカデミー
・孝多佑月 シンフォニーバレエスタジオ
・松田アンリ 田中千賀子バレエ団
・長瀬桃華 Ecole de ballet MU
・仲原真和 アクリ・堀本バレエアカデミー
・酒井陽菜 小池バレエスタジオ
・佐々木須弥奈 チューリヒ・ダンス・アカデミー
・住山美桜 チューリヒ・ダンス・アカデミー
・脇塚優 徳永紀子バレエスクール
・山田れん きたむらバレエスタジオ

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ローザンヌ国際バレエコンクール

正式名称はPrix de Lausanne他のサイトへ(プリ・ド・ローザンヌ)。スイス西部のヴォー州ローザンヌで1973年から開催されている。15歳~19歳未満を対象にした世界最高の国際コンクールの一つで、若いダンサーの登竜門とも言われる。

第47回コンクールは、2019年2月3日から10日まで開催され、決勝は9日に行われる。予選のビデオ審査を通過した約80人が参加する。入賞者は、希望するバレエ学校かバレエ団で1年間研修でき、奨学金が与えられる。

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