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スイス緑の党、入閣ならず

今後4年間の閣僚に再任され宣誓する7人 Keystone/Anthony Anex

スイス連邦議会は11日、両院合同会議を開いて7人の連邦閣僚を選出する選挙を行った。4大政党出身の現職が全員再選された。任期は2023年の次回総選挙までの4年間。

このコンテンツは 2019/12/11
swissinfo.ch

ヴィオラ・アムヘルト国防相、アラン・ベルセ内務相、ウエリ・マウラー財務相の3人は全244票中の賛成票がそれぞれ218票、214票、213票と、圧倒的支持を得て再選された。

イグナツィオ・カシス外相の対抗馬として立候補した緑の党のレグラ・リッツ党首は82票を獲得。カシス氏の145票を下回り、同党からの初入閣の夢は破れた。事前の予想通りだった。

安定性

政治専門家は、スイスで中道・右派が築く安定した政治システムへの支持の高さを反映した結果だと分析する。

だが左派政党は、緑の党が入閣しなければ10月の総選挙の結果が政府に反映されないと批判する。

連邦内閣の閣僚は、4大政党の国民党、社会民主党、急進民主党から2人ずつ、キリスト教民主党から1人閣僚を輩出するという非公式な分配により構成されている。

連邦議会は同日、2020年の大統領職にシモネッタ・ソマルーガ運輸・環境・エネルギー・通信相を選出した。同氏が大統領を務めるのは2回目。大統領は1年ごとの輪番制で、他の閣僚と権限は概してかわらない。

緑の党は10月の総選挙で国民党や社会民主党を抑えて大勝。11日の閣僚選は3週間の冬期議会で最も注目されていた。


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