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スイス・日本、フィンテック企業の紹介制度を構築

日本とスイスはフィンテック分野で協力関係を深める。スイスのウエリ・マウラー財務相(中央)と連邦金融市場監査局(FINMA)のトーマス・バウマー局長(左)、金融庁の森信親長官 金融庁

スイス連邦金融市場監査局(FINMA)は4日、日本の金融庁との間で、IT技術を活用した金融サービス「フィンテック」分野での協力強化を盛り込んだ書簡を交わした他のサイトへ。フィンテック企業の紹介制度や、法制度などに関する情報共有が柱だ。イノベーションを促進し、互いの市場にフィンテック企業が効率的に参入できるようにする。

このコンテンツは 2018/04/06

スイスのウエリ・マウラー財務相とFINMAのトーマス・バウアー局長が同日、金融庁を訪問。森信親長官とバウアー局長が書簡に署名した。

書簡では、両国のフィンテック企業に関して「最大限の可能な相互支援を互いに提供する」と明記した。例えばスイスに進出したい日本のフィンテック企業を、金融庁がFINMAに紹介。FINMAはスイスの法制度や手続きに関する情報提供など、日本企業をスイス企業と同じように支援する。

当局間では、フィンテックの法制度や市場動向に関する情報を共有する。政策課題について意見交換も行う。

FINMAはシンガポールや香港の金融当局とも同様の書簡を交わしている。

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