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英国帰国者の献血禁止せず

連邦健康局は、クロイツェルト・ヤコブ病予防のため提案されていた、1980年から86までの間英国に住んでいた人の献血禁止を、しない決定をした。

このコンテンツは 2000/02/29

連邦健康局は、クロイツェルト・ヤコブ病予防のため提案されていた、1980年から86までの間英国に住んでいた人の献血禁止を、しない決定をした。

クロイツェル・ヤコブ病(海綿状脳症)は、狂牛病と同様、脳がスポンジ(海綿)状になり、人格障害・痴呆、さらには死に到る事が多い。科学的に公式に証明されていはいないが、狂牛病感染牛を食する事によって、起こると思われている。狂牛病は、特に英国で猛威を振るったため、米国、カナダでは、伝染がひどかった頃英国に住んでいた人の献血を禁止している。しかし、病気が実際に血液から感染するという証拠は示されていない。

連邦健康局は、現存の血液濾過システムの機能を確信しているとして、当時英国に住んでいた人の献血を禁止する必要はないとの決断を下した。が、濾過システムを用いても100%の安全は保証されないため、狂牛病の原因と見られるプリオン(生体内にあるタンパク質粒子)検出の新しい検査方が、求められる。また、献血者は、家族内に発病者がいないか、角膜移植を受けていないかを質問される。

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