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上場企業の取締役会にクオータ制導入 スイス上院も可決

スウォッチグループの取締役員で、ハリー・ウィンストンの最高経営責任者(CEO)も務めるナイラ・ハイエック氏(右端) Keystone / Peter Klaunzer

スイスの全州議会(上院)は19日、国内上場企業の執行役員会と取締役会にクオータ制(役職の一定割合を女性に割り当てる制度)を導入する案を可決した。

このコンテンツは 2019/06/20
Keystone-SDA/ac

会社法改正案の一環。この日上院で投票が行われ、賛成27票、反対13票だった。同案は昨夏、国民議会(下院)でわずか1票差で可決された

対象となるのは従業員250人以上の上場企業。国内200社が該当する。今後5年間で取締役員の30%、10年間で執行役員の20%を女性が占めなければならない。

違反した場合の罰則はないが、基準を達成できない企業は年次決算報告書でその理由と改善策を明示する。

クオータ制の導入は女性閣僚のシモネッタ・ソマルーガ環境・運輸・エネルギー・通信相が主導。スイスでは、取締役員で女性が占める割合は20%、大企業上位100社の執行役員では10%にとどまる。

スイスでは14日、全国的な女性ストライキが行われ、女性ら約50万人が参加。同一賃金・同一労働、職場でのハラスメント撲滅などを訴え、国内外のメディアで大きく取り上げられた。

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