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政府、スイスエアに公的資金4億5000万スイスフラン注入

フィリガー蔵相(右)とコルティ・スイスエア会長 Keystone

政府は3日、資金不足で運航不能に陥ったスイス航空に、4億5000万スイスフランの緊急融資を決定した。スイス航空は2日燃料費分のキャッシュもない事を公表、2日と3日は全便が運航不能となったが、これで4日朝から約半数のフライトが運航可能となる見込みだ。

このコンテンツは 2001/10/04 09:50

フィリガー蔵相は3日、ベルンの記者会見でスイスエアへ4億5000万の公的資金の注入を発表、これで系列のクロス航空が路線を引き継ぐ10月28日までのスイス航空の運航は確保できると語った。政府は公的資金注入について、世界の空港で立ち往生している38、000人の運航不能に陥ったスイス航空の旅客救済のための、緊急解決策だとしている。また、記者記者会見に同席したマリオ・コルティ・スイスエア会長は「スイスエアの全従業員を代表して連邦政府が迅速に公的資金を融資してくれたことに大変感謝する。スイスエアは10月の運航に必要な資金がなかった。これで希望が見えてきた。」と述べた。

UBS銀行とクレディ・スイスは1日に事実上破たんしたスイス航空に、系列のクロス航空株の70%を2億6、000万スイスフランで購入の合意に達していたが、銀行からの資金振り込みが夕刻までされなかったため、スイス航空は2日間の運航不能に追い込まれた。そのためスイス国内では、スイス航空の運航不能を引き起こし、スイスの顔に泥を塗ったと、2行に対する怒りが爆発している。

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