ジュネーブ・フェスティバルが今年は中止 花火は開催
ジュネーブ観光局は14日、毎年恒例の夏の祭典「ジュネーブ・フェスティバル(Fêtes de Genève)他のサイトへ」について、今年は開催を見合わせると発表した。昨年の赤字による資金不足が原因。メインイベントの花火大会は開催し、レマン湖畔に大観覧車も設置する。
このコンテンツは 2018/02/16
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同局は声明で、フェスティバル中止について地元自治体と合意したと述べた。花火大会の実施は確定したが、規模や期間はスポンサーや市民らの募金額次第だという。大観覧車は3カ月間設置する。
ジュネーブ市の有権者は来月4日の住民投票で、フェスティバルのあり方について投票する。例年約10日間にわたって行われる祭りを7日以内におさめる案、あるいは土日を2回はさんだ11日間にする案などが問われる。
ジュネーブ・フェスティバルの公式サイトによると、この祭りはスイス最大規模のイベントで、期間中は100軒以上の飲食店が出店するほか、200のコンサートやダンスイベントが繰り広げられる。昨年のジュネーブ・フェスティバルは8月3~13日まで行われた。

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