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報道の自由は近代民主主義の基盤

シリーズ 「表現の自由」、 エピソード 9

ロシアの著名なジャーナリスト、ディミトリ・スコロブトフさんは国営テレビ「ロシア1」で長年、国内外の情勢を取材してきた。現在、スイスに亡命しているスコロブトフさんに話を聞いた。

このコンテンツは 2021/06/30 10:00

スコロブトフさんの運命は、ロシア連邦の「#表現の自由」の運命と重なる。30年前にソビエト連邦が解体され、ロシアはよりオープンで自由な社会になった。だが、近代的な代表民主制や基本的人権の保障に関し、その地位を着実に悪化させている。

スコロブトフさんは長年、国営メディアの歯車だった。しかし、自身の役割に疑問を抱いたことをきっかけに組織内で対立。最終的には国を去らざるを得なくなってしまった。

今回のビデオシリーズ「表現の自由を求める世界の声」で、スコロブトフさんは「ロシア1」のニュース番組「Vesti」の編集長としての仕事がどんなものだったかを語る。ロシアの人口1億4600万人のうち、毎晩1千万人から1500万人がこの番組を視聴する。スコロブトフさんは「ウクライナで政権交代が起こったとき、私たちは常に複数の異なる情報源を使って事実を確認し、偏りのない報道を徹底した」と話す。「報道の自由は、現代の民主主義の不可欠な基盤だ」

「ロシア1」は現在、ジャーナリズムのコンテンツも国の管理下に置かれている。現在43歳のスコロブトフさんはスイス西部ローザンヌにある難民用の宿泊施設に住む。月末になると、食料品を買うのもやっとの暮らしだ。まだ友人はおらず、レマン湖畔の別荘に住む金持ちのロシア人たちとは関わりを避けている。

シリーズ 「表現の自由」

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