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南仏で新鉱物発見

南仏ニース近郊の廃鉱で、銅、ヒ素、酸素を含有する新種の鉱物が発見された。鉱物はスイス中世の物理学者テオフラストゥス・パラセルサス(Theophrastus Paracelsus)にちなみTheoparacelsiteと名付けられた。

このコンテンツは 2002/02/15 09:10

Theoparacelsiteは昨年ジュネーブ自然歴史博物館のハリル・サープ博士が発見し、ジュネーブ大学crystallography研究所のラドヴァン・セルニー研究員が結晶構造を分析した。Theoparacelsiteが実際に役立つものかどうかは、まだ判断できないという。「経験を積めば、石の破片を見つけた時に何か新しいものが入っているかどうかはすぐにわかる。ラボに持ち帰り物質的、化学的に分析し、内部の原子がどのようにアレンジされているか結晶構造を解明する。」と、セルニー研究員。サープ氏、セルニー氏は共同研究でこれまで38種の新鉱物を発見した。新しい鉱物を発見するのは、新星や新種の動物を発見できたような快感を得るとセルニー氏はいう。

現在、結晶構造が解明されている鉱物は3、600種あり、毎年平均15の新鉱物が発見されている。

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