スイスのアンデルマットで列車衝突事故 33人負傷
スイスの中部アンデルマットで列車が衝突し、33人が負傷した。日本人の負傷者はいなかった。
このコンテンツは 2017/09/11
地元の州警察によると、事故は11時30分ごろ、アンデルマットで起きた。
警察は負傷者の重度についてはコメントしていないが、医療従事者が現場にいると述べている。
また、この事故により、ゴッタルドトンネルの北口付近からアンデルマットの間の道路は現在閉鎖されている。
スイスの通信社によると、衝突した列車はマッターホルン・ゴッタルド鉄道の運行するディシDisi行き列車。同社はスイスアルプス南部のツェルマットへの氷河特急でも知られる。
もう1本の列車は、機関車と5台の台車で構成され100人が乗車しており、事故の発生時にはアンデルマット駅でレールの切り替え作業中だった。
アンデルマット駅は、ゴッタルド線や氷河特急線が通過する交通の要所。アンデルマット山村は、古くからスキー場として栄えてきたが、近年はエジプトの億万長者サミ・サウィリス氏により、広範囲で観光開発が進んでいる。

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