ユンケル欧州委員長、スイスは「約束果たしていない」と非難
欧州連合(EU)委員会のユンケル委員長は14日ブリュッセルの本部で開いた記者会見で、複数の二国間協定を束ねる枠組み条約などをめぐり交渉中のスイス政府を批判した。
このコンテンツは 2018/02/19
分
ユンケル委員長は、EU・スイス関係が悪化しているのはスイスに責任があると述べた。枠組み条約の締結は「繰り返し約束されてきた」にも関わらず、「まだ果たされていない」と憤った。
≫スイス・EU間の枠組み条約交渉では何が議論になっているのか?経緯・今後の展望は?
就任以来、スイス大統領に8回面会したが、スイス政府はユンケル氏を事実とは全く違う、極めて敵対的な人物であるかのように国民に報告したと批判した。
休暇中に出会ったスイス人はみな自分に「心底冷たい人間」という印象を持っていると語った。それでもユンケル氏は引き続きスイスの「友人」であると強調した。

JTI基準に準拠
現在この記事にコメントを残すことはできませんが、swissinfo.ch記者との議論の場はこちらからアクセスしてください。
他のトピックを議論したい、あるいは記事の誤記に関しては、japanese@swissinfo.ch までご連絡ください。