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スイス経済相、EU域内通商理事と会談

フレデリック・ボルケシュタインEU域内通商理事は、ベルンでパスカル・クシュパン経済相と会談、外資系銀行口座の利子に課税するというEUの計画について話し合った。

このコンテンツは 2000/06/13 16:13

フレデリック・ボルケシュタインEU域内通商理事は、ベルンでパスカル・クシュパン経済相と会談、外資系銀行口座の利子に課税するというEUの計画について話し合った。

ボルケシュタインEU域内通商理事は、スイスの銀行秘密保持法はEUの利子税政策と矛盾しないと言ったものの、スイスに対する、欧州の税金逃避地となるのを止めるようにという圧力がある事は否めない。

EUは、毎年何百億ユーロもの税収を逃す羽目になっている税の抜け穴を塞ぎたいと切望している。EU加盟国の国民が、外国の銀行に預金してしまうと、税は逃れられる。

ボルケシュタイン理事は、銀行秘密保持法は、スイスだけでなく、オーストリア、ルクセンブルグなどにもある事実を認め、スイスが銀行秘密保持法を存続させるのはかまわないが、銀行利息に何らかのキャピタルゲイン税を導入するよう提案した。

それに対しクシュパン経済相は、スイスは銀行秘密保持法を継続する必要があると強調したが、税金逃避者の銀行口座に対し何らかの税を導入する方法を検討すると発言した。

銀行利息への課税問題は、EU内でも意見が割れている。ポルトでのEU蔵相特別会議でも、この問題の討議が予定されている。

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