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ヨハン・シュナイダー・アマン経済相、来年末で閣僚引退へ

ヨハン・シュナイダー・アマン経済相 Keystone

スイスのヨハン・シュナイダー・アマン経済・教育・研究相(66)が独語圏の日刊紙NZZのインタビューで、2019年末の任期満了に伴い閣僚の座を退く意向を示した。

このコンテンツは 2018/05/04
SDA-ATS/RTS/cl

連邦内閣は7人の閣僚で構成され、連邦議会が選挙によって選ぶ。任期は4年。

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シュナイダー・アマン氏はベルン州出身。連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)で電気工学を学ぶ。1981年、妻の家族が経営する機械製造会社に入社後、1990年にアマングループ社長、99年にスイス機械・電気工学連盟(スイスメム)会長に就任した。

99年、中道右派・急進民主党の国民議会議員に当選。2010年9月22日に閣僚に選出され、同年11月1日に経済・教育・研究相に就任、16年に連邦大統領を務めた。

スイスの連邦大統領は輪番制で、7人の閣僚が1年交代で務める。

主な政策は完全雇用の実現と国内産業の維持。経済相として中国との自由貿易協定(14年施行)を締結し、国内の農業改革にも精力的に取り組んだ。

シュナイダー・アマン氏のほかにドリス・ロイトハルト環境・運輸・エネルギー・通信相も昨年7月、任期末で閣僚の座を降りる意向を示している。

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