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トールキンの空想の世界に着想を与えたスイスの風景

英国の作家J.R.R.トールキンはスイスを訪れた際、その自然の美しさに魅了されたという。その感動は後に執筆された「ホビットの冒険」「指輪物語」の中で随所に取り入れられている。(rts/swissinfo.ch)

このコンテンツは 2016/11/08 11:00

1911年、当時まだ19歳だったトールキンは11人の仲間とともにインターラーケンからツェルマットを訪れ、アレッチ氷河やラウターブルンネンの滝、アルプスの名峰を目にし、多いに感動した。これらの風景は彼の本の中で、挿絵のスケッチとして再現されている。

旅行中に雪山で深いクレバスに落ちかけて死にそうな思いをしたことや、恐ろしい嵐にあったことなども、トールキンにインスピレーションを与えたと思われている。

ファンタジー小説の「生みの父」とも呼ばれるトールキンとスイスの関わりは深い。そのため、トールキン・ファンたちは彼の小説に出てくるヒーローの足跡や、トールキンがアルプスの地で目にした風景を探し求め、スイスに強い関心を持っている。スイス東部の町クールには、トールキンの生涯と作品に捧げられた、世界でただ一つの博物館がある。

だが、トールキンの書いた「ホビットの冒険」と「指輪物語」を原作に制作された三部作映画の撮影地には、スイスアルプスではなくニュージーランドが選ばれている。



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