ドローンが運ぶ宅急便、チューリヒで試験運用始まる
このコンテンツは 2017/09/29
ドローンとライトバンを使って通販商品を届けるサービスの試験運用が28日、チューリヒで始まった。独メルセデス・ベンツ、米国のドローン開発会社「Matternet」、スイスのオンライン通販サイト「siroop他のサイトへ」(本社・チューリヒ)が共同で企画。この日はチューリヒ近郊の町エドマティンゲンから、約7キロメートル離れたゾリコンの町にコーヒーが届けられた。
運用期間は約3週間。siroopのサイトで販売している商品のうち、重さ最大2キログラム、ドローンで運ぶことができるものが対象。注文を受けてから、業者がドローンに商品の入った箱を取り付け、メルセデス社の専用ライトバンが待機している地点へ飛ばす。ライトバンの車体上部にはドローンの着陸マットが装着されており、運転手が商品を取り外して顧客へ配達する。
(独語からの翻訳・宇田薫)

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