数字で見るスイスの登山事情
スイスといえば登山だが、一体どれくらいの人が登山を楽しんでいるのだろう。登山シーズンに突入した今、最新の調査結果他のサイトへをもとにスイスの登山事情をまとめた。
このコンテンツは 2017/07/06 08:30270万人
15~75歳のスイス居住者で、頻繁に登山を楽しむ人の数。同年齢層のスイス人口の44%にあたる。登山をメインスポーツとする人の割合は8%。
7%
15~74歳のスイス居住者で、頻繁に登山を楽しむ人の数は2008年以降に7%増加。08年では、同年齢層のスイス人口に占めるその割合は37%だった。
60時間
スイス居住者が年間で登山に費やす時間の総計。登山に費やす年間平均日数は20日で、1回の平均時間は3時間。
30万人
スイスで登山をする外国人観光客数(年間あたり)。
860フラン(約1万円)
登山にかける年間費用。装備品などの費用も含む。
25億フラン(約2900億円)
装備品も含めた、年間の国内外の登山客によって発生した総消費額。そのうちの5千万フラン(約58億円)は宿泊費による消費額。
6万6200km
スイス全国の登山道を合算した距離。スイス環境局によると地球1.5周分にあたるという。そのうちの半分は遊歩道や自転車道、そしてトラクターなどが走行する田舎道と山道。
9200台
スイスのスポーツクラブの一つであるスイスアルペンクラブ他のサイトへがアルプスに所有している山小屋152棟の総計ベッド数。
2万人
登山中におけるスイス人居住者の年間平均負傷者数。うち死亡事故は40件。

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